サイトへ戻る

 

[Agorize Blog]

大企業とスタートアップ同士のコラボレーションがうまく行く3つの要素

 

· Startup,大企業,オープンイノベーション,協業

オープンイノベーションをヘンリー・チェストブロウが提唱し、現在は多くの企業がオープンイノベーション戦略を採用し、外部の人材やリソースを活用することでイノベーションプロセスの効率化を図っています。その中でもスタートアップ企業と大企業の協業/コラボレーションは近年より一層高まっており、このコラボレーションを通じて互いに大きなチャンスをもたらし、正しく活用することで両者にとってのWin-Winな状況を作り出すこともできています。

broken image

しかし、オープンイノベーションを成功させるのは簡単ではありません。スタートアップ企業と大企業のコラボレーションの旅をスムーズにスタートさせるためには、一定の条件が必要です。もちろん大企業は、スタートアップと連携する前に直面するいくつかのハードルがあり、これがイノベーション・プロジェクトの進捗に影響を与える可能性が高いです。

それは何か?この記事では、スタートアップ企業と大企業のエンゲージメントプログラムを成功させるための3つの重要な次元を紹介します。あなたはすべての項目にチェックを入れることができますか?ぜひご覧ください。

1. Agile company culture(アジャイルな環境)

2. Budget and Resources(予算と社内リソース)

3. Dynamic People that ignite passion​(情熱を燃やす人々)

 

 

1. Agile company culture(アジャイルな環境)

オープンイノベーションな環境そして関わるエコシステムの中で活動するにあたり、皆さんの会社で機敏さ・オープンさ・コラボレーションを促進する文化を持っていますでしょうか?

大企業に比べてスタートアップは、行動が早く、デジタル化や逆境への対応を柔軟にできています。企業内にアジャイル文化を醸成できるかどうかで、スタートアップ企業との協業への準備態勢を整える上で重要な役割を果たすことが多いです。企業の場合、組織文化は主に経営陣の行動によって形成されるため、トップリーダーは、スタートアップのエコシステムにおけるすべてのステークホルダーとの共創の重要性を認識し、アジャイルマインドセットを体現していることを確認する必要があります。

broken image

 

 

2. Budget and Resources(予算と社内リソース)

スタートアップとの連携やエンゲージメントプログラムを立ち上げるために、経営層からのサポート、そして十分な予算と社内リソースがあるかどうか、も大事になります。

イノベーションは1回限りの魔法ではありません。起業家的な考え方も組織に根付かせるためには、経営層も含むリーダーはイノベーションを重要な企業戦略として積極的に強調する必要があります。これは、長期的なロードマップとして計画を立て、イノベーションの取り組みやアイデアを継続的にサポートすることで達成できます。

よく議論をされる点でもありますが、大企業側はあまり人的・資金的リソースをスタートアッププログラムにかけず、外部に丸投げをすることもよくあります。既存の業務との兼業・新規取り組みにつき予算がつきづらいなどと理由は多々ありますが、当然ながら、限られたリソースでプログラムの実施では経営陣が設定した戦略目標を達成することはできません。このような問題を回避するためには、経営陣が次のようなオペレーションの重要性を認識することが重要であると考えてます。

・Implementation Effort:実装への取り組み

・Financial Engagement:ファイナンシャル・エンゲージメント

・The level of integration:統合のレベル

broken image

 

 

3. Dynamic People that ignite passion​(情熱を燃やす人々)

適切な人材:イノベーションに熱心な人。あるいは以前にスタートアップのエコシステムで働いた経験のある人が、皆様の組織にいますか?そして、その方々に機会を提供できていますでしょうか?

付加価値の高いエンゲージメントとスタートアップとの有意義な関係を実現するためには、組織のイノベーション部門が、スタートアップのエコシステムでインサイトを生み出し、新しい製品やソリューションを共同開発した経験のある人材で構成されていることが重要です。彼らは、企業とスタートアップのエンゲージメントの重要性を認識し、組織や業界のイノベーションイニシアチブの背後にあるミッションとビジョンを強く信じている人たちです。もちろん社内におけるジョブローテーションやキャリアなどの選択肢の中で、イノベーションに興味のない人をアサインしないといけない人事方針もあるかもしれないですが、それは果たして誰のためなのでしょうか?

 

 

組織は、進化する市場とビジネスの需要に対応し、そして競争力を維持することが不可欠です。多くの場合、新しいアイデアや画期的な機会を得るために、スタートアップ企業の皆様と連携することが多いです。しかしながら、オープンイノベーションの本来の姿を見直しつつ、外部の人材との連携や協力、そして社内でのタレントやアイディアの発掘も同時に可能性として忘れずにいてください。

スタートアップ企業の皆様とコラボレーションを始める前に、考慮しなければならない重要な要素がもちろん他にも沢山あります。しかし上記にあげた3つの要素は、外部のステークホルダーとの潜在的なイノベーションのコラボレーションを左右する可能性があります。まずこの3点のすべて問題ないというチェックを入れることができたなら、準備は万端ではないかと思います。

 

 

 

※グローバルでのスタートアップコミュニティ構築、現在のスタートアッププログラムのグローバル化や運営効率改善について興味ある方は是非お問い合わせください。(オンラインミーティングでのご相談は以下ボタンよりご予約ください)